バンクシーはこの作品をinstagramにも投稿しています。
「アーティストにはスタジオで創作する作品もあり、それで評価されたいと思っている。 しかし、なぜ、私はそうするのか。 Girl with Balloon or There is Always Hope, version in South Bank. ホテルの名前は「The Walled Off Hotel」といい、パレスチナ問題への社会的メッセージが込められています。
13Concrete confessional(マンハッタン。
今回のシュレッダー事件が、権威の内側に介入して自らの領域を広げる活動にギアを入れたのか、完全に資本主義に取り込まれてしまったのかどうかは、次回以降の作品によって明らかになるような気がしている。 ロンドンのヒースロー空港のゲートに現れたペインティングの写真で、インスタ投稿により『Archway salvaged from Heathrow(ヒースロー空港から救出された入り口)』というタイトルが判明します。 ピカソに倣って言えば、かつて「いつだって希望はある」とも書き添えられた《風船と少女》をずたずたに細断した張本人は、バンクシーではなく、現代美術界のシステムや市場関係者だと言えるのではないだろうか。
18所有者のはっきりとしない彼の作品は、切り取られ、盗まれ、オークションにかけられます。
実はこの投稿の写真からは伺えませんが、このグラフィティーの左側に懺悔をする人も、同じようにコンクリートの四角い窓越しに描かれていました。 「 反資本主義」「 反権力」など強いメッセージが込められた彼の作品を年代順に、一つ一つ解説していきます。
16風刺でありながら、ユーモアや愛があるのがバンクシー作品の特徴。
バンクシーは公式インスタグラムの投稿で「ゲーム・チェンジャー」とだけ紹介。
そんなバンクシーですが、ついにその姿が激写されたとして1枚の写真が公開されました。 アップルが存在するのはひとえに、シリアの都市ホムス出身の若者を受け入れたからだ。 「ghetto」という言葉は文脈によって多くの意味を持つため、この作品は 貧困地域住民の生活に対する風刺・批判・人種差別である、などの様々な論争を巻き起こしました。
12近年は中東問題や難民問題についてのメッセージを発信する機会が多い。
「セービング・バンクシー」でバンクシーと知り合いであるというグラフィティ・アーティストが語っていました。 アート作品は通常、作家が所属するギャラリーで売られる時よりも、セカンダリーギャラリーやオークションで転売される時の方が価格が跳ね上がる。
2015年8月に開催された悪夢のテーマパーク『Dismaland』。
牛のぬいぐるみがいい顔をしています。 糸をぶら下げた赤いハート形の風船に向けて手を伸ばしているという構図は解釈に曖昧さを残していますが、赤い風船は希望の象徴であると言われています。 ただ、バンクシーは未だに正体不明のヴァンダリストでありながら、いまでは権威や体制側に介入し、内側からより広い場所へと疑問を投げかけ、体制批判ができるポジションに立ったことは確かだ。
この工具を使って設営していたのが、バンクシーだったと思われる。
今回は、そんな方のためにこれまでに発見された バンクシーの代表作品をご紹介。 パトリック・ポッター『BANKSY YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT【日本語版】』 (毛利嘉孝、鈴木沓子訳、パルコ出版、2012) バンクシー関連の本に、こんなタイトルの画集がある。 赤い風船の描かれたバンクシーの絵で最も人気が高いのは、ロンドンのウォータールー橋の壁に描かれた『風船と少女』と呼ばれているものですが、このハートバルーンの絵は風船単体で描かれており、観光客がそれに向かって手を伸ばして『風船と少女』を模して写真を撮るといった「インスタ映え」の人気スポットにもなっています。
2そんなパンクで破壊的な活動で知られるバンクシーですが、2013年にはインスタグラムに投稿を開始するなど、案外身近な存在であることを感じさせます。