みゆきに香港からもちこんだ水とバナナを手渡しながら、グエンはみゆきと言葉を重ねます。
それでもみゆきは知的好奇心があるのでクローンのグエンに会ってみたい、と語ります。
九龍城砦の不動産店「旺来地產公司」に勤めている。
部屋に残された金魚は、水槽の中をゆったりとたゆたいます・・・ 一方、別の場所にいる金魚は、違う光景を見つめていました。
「女の子って噂話が好きだよね〜、でもいいの?あんな記事出しちゃって、もみ消すことできたろ?」 グエンの言葉にこたえるみゆきは、部屋の奥からバスローブ姿で出てきます。
そんなみゆきをみて、グエンは少しどきっとしたのか頬を染めました。
物語の舞台は、かつて香港に実在したコンクリートのビル群がひしめく魔境・九龍城砦(くーろんじょうさい)をモデルにした雑多な街。
恋愛漫画に興味がない人でも夢中になれる要素があるし、割とリアル志向の作品で「続きどうなるの?」ってワクワクするのは久しぶりのような気がします バトル漫画とかなら割と続きが気になるとかはあるけど、ドラマ化しそうな物語で先の展開が気になるのは久々。